長野県飯田市にある名勝地「天竜峡」。諏訪湖を水源とした渓谷で、昔から「暴れ川」として知られています。その激しい川の流れが長い時間をかけて切り開いた絶壁は、山水画を思わせるほどの絶景。天竜奥三河国定公園の一部でもあり、清らかな水音が響く渓谷の美しい自然に触れるひと時は、なんとも言えない感動に包まれます。「春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色の渓谷」と四季折々の魅力が楽しめます。「天竜川舟下り」は、そんな天竜川の「弁天港」から「時又港」までの距離にして6kmをおよそ35分かけて木製の舟で下ります。「県立公園鵞流峡」の渓谷をあざやかな艪さばきで急流を進み、瀬を下るごとに水しぶきと歓声があがる爽快な舟旅が体験できます。また、明治18年に書道家の日下部鳴鶴(くさかべめいかく)が、ここを訪れた際に、十の岩峰を選び、岩面に自筆の文字を刻んだそうです。そのほとんどの文字を川下りの舟から見ることができるのもまた、感動です。大人も子供も楽しめるスリルと感動の舟下り。オススメです。大人(中学生以上):2,400円、子供(小学生):1,200円。営業部:梅津