佐賀県唐津にある「七ツ釜」は、国の天然記念物に指定されている洞窟。珍しい柱状の玄武岩が積層し幾重にも積み重なってできた断崖は、まさに自然のつくった芸術品です。玄界灘の荒波に深くえぐられたその断崖には、「七ツ釜」の名前のとおり7つの洞窟が釜のように並び、青い海が洞窟の中まで続いている見応えある海食洞窟です。実際は7つ以上の大小さまざまな洞窟があるのですが、最大と言われる洞窟は、間口の高さが約5m、奥行110mもある大きさ。「遊覧船イカ丸」は、この神秘的な洞窟の中に入り、間近で洞窟内を鑑賞することができます。まさに、探検気分満載です!実際に洞窟の中に入ると、洞窟をつくる岩石はとても変わった珍しい形状で、巨大な彫刻を見ているようです。この景色は、火山から流れ出したマグマが玄武岩となり、さらに海水で急速に冷やされたことで、五角形や六角形の柱状に固まるという珍しい現象がおき、作りだされたそうです。さらに、玄海灘の荒波がこの「七ツ釜」の洞窟をつくりあげ、壮大な景観を生み出しました。今にも動き出しそうな形状の岩石に、真っ青な美しい海がぶつかりはじけあう様子は大迫力!自然の神秘と自然のパワーを目の前で感じることができます。営業部:梅津