群馬県沼田市利根町に位置し、昭和11年12月16日、当時の文部省から「天然記念物および名勝」として指定された『吹割りの滝』。その高さは7m、幅は30mにもおよび、ゴウゴウと落下・飛散する姿から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。凝灰岩・花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟らかい部分を浸食し多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩が吹き割れたように見えるところから『吹割の滝』と名づけられました。周辺には遊歩道も整備されており、「鱒飛の滝」の壮絶な景観や「獅子岩」と呼ばれる岩壁群、「般若岩」などの奇景、歴史ある「浮島観音堂」、「浮島橋」や「観瀑台」からの眺めなど、独特の渓谷美に彩られた多くの見どころを楽しむことができます。長い年月が生み出した圧倒的な迫力と雄大な自然美。それらを五感全てで体験できる『吹割渓および吹割瀑』を、ぜひ、訪れてみてはいかがですか。営業部:梅津