日光東照宮から徒歩で約5分。『日光山 輪王寺』をご存知ですか?輪王寺は、お堂や塔、15の支院全体の総称で「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。1,200年以上前、日光開山の祖である勝道上人が四本龍寺を建てたのが始まりです。天台宗三本山のひとつに数えられ、日光山全体を統合していました。日光山の本地仏をまつるお堂「三仏堂(重要文化財)」は、日光最大の規模を誇る木造建築物(現在大修理中)で、「千手観音(男体山)・阿弥陀如来(女峰山)・馬頭観音(太郎山)」三体の仏像がまつられています。また、徳川三代将軍「家光」公をお祀りする霊廟「大猷院(たいゆういん)」の境内には、世界遺産に登録された22件も国宝、重要文化財が建てられており、315基の灯籠も非常に印象的です。祖父である「家康公(東照宮)」を凌いではならないという遺言により、金と黒を使用した重厚で落ち着いた造りとなっており、入り口の「仁王門」から「拝殿、本殿」までの道のりは、天上界に登って行くような印象すら感じさせられます。日光東照宮を訪れたことがある方は大変多いと思いますが、『日光山 輪王寺』の「三仏堂」「大猷院」もオススメです。営業部:梅津